映像ホール

2011 文化・教育施設

映像ホールは、隣接する海洋文化館の既存展示室の増築と位置付け、海洋文化館の外壁と同じ仕上げの立方体に、琉球石灰岩人造石で仕上げた円錐台が貫入した外観とした。円錐台の形状からプラネタリウムが内包されていることをイメージさせると共に、変化のある形態により視認性を高めることを意図した。円錐台の内部は、直径18mのドームスクリーンに客席190席を設置したプラネタリウム室があり、前室の内壁は円錐台形状で琉球石灰岩人造石張りとし、外壁と連続性を持たせた。

また、ペデストリアンデッキに隣接するEV棟は、映像ホール、海洋文化館へのバリアフリー動線を確保しており、コーナー部分をガラスにして、ボリューム感を軽減させた。