読谷文化センター

1999 文化・教育施設

文化センターの建築的姿形は併設する役場庁舎と同じ赤瓦を用いて地域の表情(風景)づくりに参加し、南国沖縄の強い日差しを浴びた屋根と雨端が光と影のコントラストを現出する。

ふれあい広場はピロティ、デッキテラス、芝スタンド等に囲まれたヒューマンなスケールを持った半屋外的な広場空間を創出する。広場を取り囲むピロティ-、デッキテラス等は沖縄気候風土に呼応した、光・影・風のコントロール装置であり、イベント時の活性化した観客席となる。