今帰仁村文化的景観保存計画策定委託業務

2018 公園・みどり・景観

今帰仁村の今泊地区は、世界遺産に登録された今帰仁グスクの麓にある集落で、フクギ並木の屋敷林や湾曲した道路線形など、近世琉球における風水地理に基づいた景観を色濃く残している。

本業務では、文化的景観「今帰仁村今泊のフクギ集落景観」の本質的な価値を明らかにすることを目的に、自然的・歴史的特性や生業・生活と密接な関係にある年中祭祀等について文献及び現地調査を実施した。また、計画策定にあたっては、地域住民の認知を把握するための住民ワークショップや専門家等からなる委員会を開催した。