(仮称)壺川ホテル

2009 ホテル・観光

本施設は、空港や那覇の中心市街地に近接し、モノレール壺川駅前という利便性の非常に高い立地にある。また公園や河川の豊かな眺望が期待でき、その土地のポテンシャルを最大限に活用した高品質の施設計画が検討された。

全260室の客室は床から天井部におよぶガラス窓を採用し、広範囲な眺望と明るく開放的な客室空間をつくりだした。ラウンジ・ダイニングホールなど共用エリアは、2層吹抜けの外壁面にガラスのカーテンウォールを採用し、景色・光を積極的に取り入れた。また、ゆとりをもたせたスペースを確保するとともに、仕上に琉球石灰岩など沖縄色を取り入れることで、くつろぎのあるシティリゾート的な雰囲気が感じられる空間を演出した。