辺士名川多自然川づくり設計業務

2016 河川・海岸

辺土名川整備計画は国頭村中心市街地整備基本計画(道づくり・川づくり・まちづくり)の内容から導き出される計画及び事業を再整理し、中心市街地と周辺地区を含むエリア全体に関するまちづくりの基本理念や基本方針、整備プログラム等を整理し、社会資本整備総合交付金事業を活用した辺土名大通り線道路整備とのパッケージとして事業を推進した。

辺土名川は現況断面が足りないために、架設されているボックスカルバートが河川氾濫の要因となり、道路冠水及び住宅浸水への被害を余儀なくされている。改善にあたり道路計画と河川計画の整合性を図った。

また、河川改修にあたっては、多自然川づくりを採用することにより、ヤンバルの自然環境とも共生できる親水空間づくり、地域住民が辺土名川の水際を身近に感じ憩いの河川空間となるよう設計を行った。